Javaは大規模開発の現場で使われることが多いですが、私たちが普段の生活で使っている多くのサービスにもJavaが使われているものは多数存在します。
Javaが使われている身近なWebサービスとしてはTwitterが有名です。
かつてTwitterはRubyを使って開発が行われていましたが、ユーザーが増えるにつれて処理速度が落ちるなどといった難点が生じていました。そこでTwitterはRubyからJavaに切り替えたという経歴があります。
そのような経緯があるため、Twitterを用いたAPIもJavaで開発されているものが多いです。
それに加え、子供から大人まで愛されているゲームである「マイクラ」こと”MINECRAFT”もJavaを使って開発されていることで有名です。またマイクラに限らず、その他にも様々なゲームでJavaは使用されています。Javaはゲーム開発にも向いている言語だと言えるでしょう。
近年のAndroidアプリ開発ではKotlinも増えてきましたが、それでもまだJavaが多く使われています。したがって、スマホアプリ開発をしたいのであれば、iOSアプリ開発に特化した言語であるSwiftとAndroidアプリ開発ができるJavaの2つを学ぶと良いでしょう。
そして、私たちが生活に欠かせない銀行システムもJavaを使って開発されているものが多いです。その代表格がみずほ銀行のシステム。徐々にJavaから別の言語にシフトチェンジしている企業も多いですが、それでも大手企業の中にはJavaを使い続けている企業も多くあります。
それに加えて、データベースの中でもセキュリティ性の面で優れていると言われているOracleのデータベースもJavaを用いて開発されています。JavaがそもそもOracleによって開発されている言語であるため、OracleデータベースとJavaの相性は良いのです。